換気の話

湿度の高い日本では、昔から床下の換気は絶対条件でした。
湿気が多い床下は寒気が不十分だと木材が腐るといわれてきました。
乾燥した寒さの厳しいヨーロッパでは居室の窓も小さく作られています。
寒さの影響を少なくするためです。
ソーラーサーキットの家では、床下は冬閉めて、夏開放しています。
湿気が多いのは夏ですから床下を開放して換気をし
冬は乾燥していますし寒いですから床下を開けていいことは、ありません。
冬場、床が冷たいのは床下が外気と同じような気温だからです。
冬、床下を閉めれば10℃以上に下がることはありません。
衣類と一緒で家も季節による対応が必要です。