老北京の胡同

まちおこし、空き家対策のヒントがないかなという観点で読みました。
胡同とは、かつて一族が同居していたスタイルで四合院ともいわれ、親の住む母屋と兄弟夫婦の住む離れと
使用人たちの住まいが中庭を挟む形で形成された住居形態を表していました。今は長屋のように複数の家族が
同居していますが、近隣が助け合うということでは、今の日本の高齢化、独居老人などの参考になるような気がします。
モダンな言い方をすればシェアーハウスにもつながるような気がします。全体としては共産党政府による乱開発によって
古き良き北京が失われて行くという流れですが、日本も明治に武家屋敷が失われたことを思えば時代の流れといえなくも
ない気がします。