家康、江戸を建てる 門井慶喜著

徳川家康は、関ヶ原の戦いや日光東照宮、徳川幕府の
基礎を築い我慢強い狸おやじというイメージだろうか。
この本では、まず最初に治水事業をあげている。
河の氾濫を防ぐため、利根川の流れを変えた。
二番目に、金貨を市中に流通させるため大判から小判に
して経済を安定させ三番目に飲み水の確保のため三鷹から
水を江戸市中に引き込み、その後、本格的に江戸城建設に
力を注いでいる。今の政治家にも読ませたい一冊です。