月別アーカイブ: 11月 2013

ここの所、続けて三軒タタミの張替えの為タタミをめくったらタタミの下地のベニヤ板がカビていた、ベニヤ板がプカプカしているということで下地のベニヤ板を張り替えました。かつてタタミは、わらで芯材を作りましたので、呼吸する材料と思われていました。今、畳屋さんにうかがうとわら床のタタミは1割程度で大部分は発泡材が芯に入って軽量化、防虫効果があるタタミが主力のようです。今タタミをめくると裏側はビニール系の素材で覆われています。ベニヤ板も合板ですから呼吸しません。呼吸しないもの同士の間に湿気が入ると逃げ場がなくなり、カビが発生しやすくなります。今回の修理ではベニヤ板は使わず従来使用していた杉板を使いました。呼吸する材料の方がいいと判断したからです。建築材料が変化するのは、やむ得ないことですが、合理化の名の下に全てが良い方向に向かっているとはいえない事例かも知れません。

ついこの間まで猛暑だと思っていたら、一足飛びに冬がやってきてしまいました。夏の暑さ対策が窓からいかに熱を遮るかという反対に冬の寒さ対策は窓からいかに冷気を入れないかということです。工務店に任せるのでしたら床下や壁に断熱材を入れる、窓に室内サッシを追加する床下換気口を冬場は閉める等いくらでもありますが、少しの工夫で対処するのでしたら窓を徹底的に見直してください。カーテン、障子がないのでしたらカフェカーテンのように突っ張り棒にレースのカーテ吊るすだけでも効果があります。要はガラスから直接空気を取り入れないことです。最近の家は雨戸がシャッターになっていますので、夕方早めに半分降ろすだけでも効果があります。この間、3年点検で行ったお宅では、北側や西側の目立たない窓ガラスに梱包のクッションに使うプチプチを両面テープで貼っていました。ここまでやれば完ぺきです。

上棟式は竣工後も建物が無事であることを願って行われる神道の祭祀です。家を建てる作業を人力で行っていた時代は、親族、近隣、職方が協力し合って建て棟上が終わると棟からお餅やお菓子をなげ近隣の子供たちにとっても楽しみな行事でした。大人たちは夕方になると慰労会が営まれ、お酒も出ましたが、酒気帯びの取締りが厳しくなるにつれ慰労会も姿を消しました。また、棟上も安全の面からクレーン車と、とび職、大工が中心となり、親戚、近隣の手助けも要らなくなり、上棟式という形ばかりが残ってしまったようです。当社でも上棟式は、お施主様と職人の顔合わせの場という風に変わってきています。

 

毎年11月3日文化の日は、羽生市では国道122号線(通称本町通り)を通行止めにして、市内の商工業者が参加して色々な催しが開催されます。私の所属する羽生建設組合でも市民プラザ内でまな板削りと包丁研ぎを行いました。1個当たり200円ということもあり毎年100名を超える来場者があります。一人で5,6丁もって来る人もいますので延べ400個を越す包丁研ぎと、まな板削りが場内で市内の会員の大工さんの手によって手作業で行われます。大工さんは日常道具のノミ鉋の刃は自分で研ぎますし柱や板を削りますので、包丁研ぎやまな板削りはお手の物なのです。職人たちもお客さんと直に触れ合うことで作業する喜びを感じていました。


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